Key words：セクタープロファイル、Environmental
Health Bulletin、IRC、Annual Report：UNDP−WORLD BANK Water and Sanitation
Program、WSSCC
WHOはUNICEFとの協同事業として開発途上国の水道および衛生に関する整備状況に関する資料を定期的に収集しています。したがって、これらの情報に関してはWHO本部のDivision
of Operational Support in Environmental Health に問い合わせれば入手することができます。また、WHOの活動については、上記の事務局から入手することもできますが、WHOが定期的に出版しているEnvironmental
Health Bulletinでも関連する情報が得られます。WHOはまた地域事務局単位でも活動を行っているので、それらの活動は地域事務局に問い合わせれば容易に入手することができます。WHOには水道と衛生に関する協力センターとしてIRC（International
Reference Center for Water Supply and Sanitation, E―mail ircwater@antenna.nl）が活動しているので、ここからも情報を入手することができます。
UNDPと世界銀行が行っている事業について毎年報告書（Annual Report：UNDP―WORLD
BANK Water and Sanitation Program）が出版されているので、これを入手すればよいでしょう。このほか国際援助や二国間援助機関の活動についてはそれぞれの援助機関に問い合わせれば関連する情報を入手することができます。
このほか、2年に１回、Water Supply and Sanitation Collaborative Council（WSSCC：水と衛生の協議会）Meetingが開催され、国際機関や主要工業先進国や開発途上国、NGOが参加し、2年間にわたる事業の総括や今後の展望などについて議論されています。このような会議の報告書は水道・衛生分野の情報を入手するのによい機会です。
（眞柄 泰基 ）