1.3 資料と情報の入手
Q16 現地でわが国の資料・情報を入手する方法を説明してください
Key words:水道関係の資料・情報
日本の資料・情報には、日本の過去の経験や現状に関する資料・情報と、一般 的な知識や情報がありますが、日本語あるいは英語で書かれた資料・情報の2通 りがあることを、一応注意しておいてください。これらのいずれについても、日本人や日本の機関に接触することがごく普通 の方法です。
途上国にある日本の公的機関としては、大使館やJICA事務所などがあります。JICA事務所のあるところでは、担当者にまず問い合わせることです。JICA事務所がないところでは、大使館と連絡をとればよいでしょう。大使館などというとどうしてもいかめしい感じがしますが、厚生省から派遣されている書記官がいる場合もあり、またそうでなくても水道分野を担当する書記官が必ずいますので、気軽に問い合わせることを勧めます。
このほか、途上国には商社をはじめ銀行や建設業者など、日本企業や日系企業がたいていどこにでもありますので、その企業の業務に関連することであれば意外と簡単に資料・情報を入手することができます。
また、現地では容易に入手できないもので、日本に直接問い合わせたほうがよいと考えられる場合もあるでしょう。そのような場合の資料・情報の入手先としては、厚生省、国立公衆衛生院、日本水道協会、水道技術研究センター、JICA本部のほか、派遣元の機関などがあげられます。これらの機関の住所などは下記のとおりです。なお、問い合わせる内容によって、問い合わせ先を選ぶ必要があります。
〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−2−2
厚生労働省健康局水道課
TEL:03−5253−1111(代表)
FAX:03−3503−7963(水道課)
http://www.mhw.go.jp
〒351-0197 埼玉県和光市南2-3-6
国立保健医療科学院(旧国立公衆衛生院)水道工学部
TEL:048-458-6111(代表)
http://www.niph.go.jp
〒102−0074 東京都千代田区九段南4−8−9
(社)日本水道協会
TEL:03−3264−2462ア
FAX:03−3264−2306
http://www.mmjp.or.jp/jwwa
〒105−0001 東京都港区虎ノ門2−8−1
虎ノ門電気ビル2F
(財)水道技術研究センター
TEL:03−3597−0213ア
FAX:03−3597−0215
http://www.mizudb.or.jp/jwrc
〒151−0053 東京都渋谷区代々木2−1−1
新宿マインズタワー
国際協力機構(JICA)(旧国際協力事業団)
TEL:03−5352−5311〜4ア
http://www.jica.go.jp
(国包 章一)