2.7 専門家派遣


Q59
携行機材の選定で注意すべきことは何ですか





  Key words:携行機材、購送機材、輸送機材

〈携行機材の選定〉
 携行機材は購送機材(JICAが購入、輸送経費を負担する)と輸送機材(専門家所有の機材でJICAが輸送費だけを負担する)の2種類に分類されます。
 購送機材は実質的には任期終了後、任国に寄贈されることになることから、アフターサービスなどを考慮すると現地で購入することが望ましく、日本製の物品であっても現地に代理店を置いて取り扱っていることが多いことから事前にメーカーに確認するとよいでしょう。
 また、パソコンについても原則として現地で調達するようJICAから指示されることが多いことから、事前に任国で使用されている機種を調査する必要があります。海外では、Windowsが多く使用されています。ただし、日本語ソフトについては現地調達が難しいことから国内で調達することが望ましいです。
 なお、携行機材のうち国内調達分については着任後、受領するまで早くても2〜3カ月の期間を要することから早いうちからJICA担当者との打ち合わせが必要です。

(本多 裕孝)

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