学習ノートはどのようにまとめるのが良いでしょうか。

学習ノートのまとめ方は自由ですので、自分で見やすく書くのが良いです。
ノートは罫線のある物や無地の物等、まとめ方に合わせて工夫できます。
ルーズリーフやレポート用紙等、保存方法により使い分けても良いです。
学習ノートは、あくまでも自己学習が目的ですので、他者に見せることを意識して、丁寧に綺麗に書く必要はありません。
ノートをまとめること自体が目的になってしまうと国試対策学習には不適切です。その意味では、必ずしもノートにまとめる必要はなく、既存のテキストや参考書に書き込む方法でも効果があります。
テキストや参考書への書き込みには付箋をうまく活用すると良いです。色分けできますので、各自で工夫するのが良いです。
合格者のノートを紹介しましたが、共通していたのは、母国語に翻訳していたことです。日本語と共に母国語で理解することが効果的なようです。
初級クラスの集合研修テキストは、母国語での書き込み式になっていますので、ご活用下さい。
一般的に、学習ノート作成では、書き込みできる白紙のスペースを多く取ることお勧めしています。補足説明や関連項目を追加して、テーマをまとめると理解が深まり、統一感をもって学習できます。これには、入れ替え可能なルーズリーフタイプは有効です。
図表の添付も理解を助けます。図表は自分で見やすいように改変したり、参考書などをコピーして貼り付けるなど、時間短縮の工夫も必要です。
参考書をまとめる時には、要約に時間をかけるよりは、理解や暗記を中心にできるように、予め要約されたものを活用するのが良いです。
要点学習が重要ですので、出題基準の小項目をキーワードとして頻出項目を優先してまとめると良いです。また模擬試験結果を用いる場合には、「設問別成績」で赤字の問題内容をまとめるのも有効です。
演習問題の解説をまとめる方法は、要点のまとめや学習が充分にできて、問題演習まで進んでいる候補者には有効ですが、要点学習が不十分な状態で行うと、混乱を招きますのでお勧めできません。
学習ノート作成も、学習の習熟度に合わせて行うのが良いです。