集合研修は復習をすることで習得できるように構成しています。
集合研修は、日本語を「聞き取る力」がないと、かなり難しいと感じるはずです。
しかし、国家試験には聞き取り試験はありませんので、復習をとおして「読み取る力」や「日本語文字を判別する力」がつけば大丈夫です。
聞き取りが苦手な人は、自信をなくしてしまう懸念があります。
そのため、講義では「母国語に翻訳して復習により理解を深める学習」や、日本語コンプレックスをなくす働きかけをしています。
集合研修の効果で期待しているのは、①モチベーション、②看護専門知識(母国語可)です。
「難しかった」と言えたことは、喜ばしい事と理解してください。ネガティブな表現をした時こそ、モチベーションを上げる指導やサポートの機会として最良です。
「何が難しかったか」「どこが分からなかったか」など、テキストを一緒に見ながらご指導いただけると幸いです。
「難しかった事や分からない事」が判ったことは、集合研修の成果です。
振り返りでは、分かった事と分からなかった事を書き出して、「分かった事」は理解できていることを確認し、「分からなかった事」の復習を中心に学習計画に反映させて下さい。