新型コロナウィルスの影響による2021年度来日EPA看護師・介護福祉士候補者の受入れ実施方法等の見直し及び求人申込手数料の請求について

平素より当事業団のEPA受入れ事業につきましては格別の御理解・御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

先般、新型コロナウィルスの影響により、2021年度来日EPA看護師・介護福祉士候補者の受入れの求人登録申請の受付期間を5月11日(月)17時まで延長する旨、ご案内したところですが、現在、送り出し各国においても、送り出し機関による候補者の募集活動や、送り出し国における日本語研修についても、中断を余儀なくされております。また、日本と送り出し各国の間の渡航制限についても、現時点では解除される見通しがつきにくい状況です。

また、EPA枠組みにおいては、協定上定められた国家試験の受験回数を確保する観点から、候補者は遅くとも毎年2月には受入れ施設において就労を開始している必要があり、限られた期間のなかで受入れ業務を実施する必要があります。

以上の状況を踏まえ、当事業団といたしましては、送り出し機関が十分な数の候補者を募集するための時間を確保するため、受入れ業務を必要最小限に短縮する方向で、今後送り出し機関と調整を行う方針です。送り出し各国の渡航制限が解除される見通しも立たないことから、現地面接・合同説明会は実施しないことといたします

そのため、2021年度のマッチングは、システム上での求人・求職情報の閲覧のみによって行われることとなり、従来よりも情報量が少ない中で実施せざるを得なくなる旨、あらかじめご了承いただきたく存じます。

なお、受入れ業務見直し後のスケジュール等につきましては、送り出し機関との調整が完了次第、改めて受入れ希望機関の皆様にご案内いたします。

また、今後の新型コロナウィルス感染状況によっては、2021年度の受入れについて例年通りのプロセスで進まない可能性もあり得ますので、受入希望機関の皆様には、その都度情報提供させていただきます。

 

現在、2021年度のEPA候補者の求人登録申請のご検討をいただいている受入れ機関におかれましては、上記の事情を十分にご理解いただいたうえで、申請を行っていただきますようお願いいたします。

また、既に求人登録申請書類をご送付いただいている受入れ機関におかれましては、上記をご確認いただいたうえで、申請の取り下げを希望される場合は、5月25日(月)17時までに、別紙「求人登録申請の取り下げについて」(代表者印を押印のうえ、スキャンしたもの)を電子メールにて当事業団宛( shien@jicwels.or.jp )にお送りください。期日までに求人登録申請取り下げのご連絡をいただいた受入れ機関には、求人申込手数料の請求をいたしません

一方、5月11日(月)17時までに当事業団に求人登録申請書類を提出いただき、かつ5月25日(月)17時までに求人登録申請取り下げのご連絡のなかった受入れ機関につきましては、求人申込手数料の請求書をお送りいたしますので、請求書到着後10日以内に手数料のお振込をお願いいたします。

求人申込手数料は、受入れ希望機関の要件確認作業や、求人情報の翻訳のための経費に充てられます。5月25日(月)17時までに求人登録申請の取り下げのご連絡をいただかなかった場合は、万一、新型コロナウィルス感染拡大等の理由により、2021年度のEPA候補者の受入れができなくなった場合でも、求人申込手数料の返金には応じかねますので、ご了承いただきますようお願いいたします。

 


本件に関するお問合せ先:shien@jicwels.or.jp
※緊急事態宣言の発令に伴い、当事業団では、交代制での在宅勤務を実施することとしております。お電話でのお問い合わせについては、通常の対応ができませんので、お手数ですが、電子メールにてお問い合わせをいただきますようお願いいたします。