調査・プロジェクト

我が国の開発途上国への技術協力は、主に人材育成を目的としたプロジェクトです。JICWELSでは、日本に諸外国の研修生を呼んで実施している研修事業の他、保健医療や水道分野の調査やプロジェクト等、開発途上国の現場での開発協力にも参加しています。

また2014年(平成26年)からは、厚生労働科学研究費補助金の交付を受け、我が国及び諸外国の研究者の育成にも協力しています。

 

水道分野の国際協力検討事業

国際協力の効果的推進等を目的とし、官民協力による国際協力の進め方の検討を行ってきました。これらの取り組みは、課題解決の具体的方策を開発途上国へ提示し、適切な案件形成を促すと同時に、開発途上国の中央や地方政府における水道政策・事業運営の水準向上を図ることを目的としています。

 

水道プロジェクト計画作成指導事業

厚生労働省からの委託を受け、開発途上国における案件発掘・形成能力向上のため、官民と連携し、国際協力プロジェクト案件の現地調査、技術面での検討、経済財務分析など、適切な助言指導を開発途上国の水道整備関連機関等に行った実施実績があります。

 

国際協力事業専門家派遣事業

水道分野の当事業団専門家を諸外国・地方公共団体に派遣して、水道分野の国際協力に貢献しています。

 

厚生労働科学研究推進事業

2014年(平成26年)4月より厚生労働科学研究費補助金(新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究推進事業)の交付を受けて、外国人研究者招へい事業、外国への日本人若手研究者派遣事業、外国への研究委託事業、若手研究者育成活用事業を行うとともに、これらの事業の研究成果等の普及啓発事業を実施しています。

 

WHO事務局長等訪日支援事業

世界保健機関(WHO)は保健衛生分野の問題に対し、政策的支援、技術協力等の援助を行っています。
WHO加盟国は193ヶ国ですが、WHO本部の他、加盟国を6つの地域に分け、それぞれに地域事務局を設けて活動しています。

WHO本部の事務局長や、各地域事務局長等が訪日した際、滞在中に必要となる業務(国内移動、宿泊手配、日程調整、講演や面会の随行等)をWHOからの委託を受け実施しています。