【地方での定着に向けて】技能実習生受入れ時の教訓を活かし、定着に向けた支援を行う兵庫県のケース

2024年3月15日

<strong>施設DATA</strong>

社会福祉法人正久福祉会 特別養護老人ホームまどか園 WEBサイト

  • 施設種別:特別養護老人ホーム
  • 所在地: 兵庫県宍粟市
  • 事業所内の外国人職員:計13名(2023年7月時点)
    • 特定技能10名(ネパール人5名、ミャンマー人5名)
    • 技能実習生3名(ベトナム人)

社会福祉法人正久福祉会は、兵庫県で特別養護老人ホーム、グループホーム、ショートステイ、居宅介護支援事業所等を運営されている社会福祉法人です。
技能実習制度で外国人職員の受入れを開始され、その際のノウハウや教訓を活かし、特定技能制度でも受入れをされています。外国人職員の強い希望があり、介護福祉士国家試験合格に向けた支援も開始されています。

1~4本目の動画は、法人内のご担当者4名へインタビューしたものです。1本目は受入れ準備編、2本目は業務指導編、3本目は生活支援編、4本目は学習支援編と、支援項目ごとに動画が分かれています。
5本目の動画は、外国人職員2名へインタビューしたものです。ネパールから来日し、就労開始から2年目となられた2名に、日頃の業務や介護福祉士国家試験に向けた学習、今後の目標等について伺いました。

※取材日:2023年7月24日

目次

  1. Pick up
  2. 担当者インタビュー ~法人本部ご担当者、施設長、業務指導ご担当者、生活支援ご担当者~
  3. 特定技能外国人職員インタビュー ~マニシャさん、スニタさん(両名ともネパール出身)~

 

– Pick Up –

“現場で一緒に外国人職員を育ててきた者が上に立つことによって、組織としての外国人職員への理解が進んだ”

“外国人職員が頑張ってくれたおかげで、今、施設が動いているということを、職員が分かっていて、とにかく日本人と同様の扱いがしたいということから、すべてがスタートしている。”

“今後の課題は、日本人であろうが外国人であろうが、一つの評価・育成のスケールで可視化すること”

施設担当者インタビュー

〈インタビューを受けてくださった方〉

  • 法人本部 外国人対策部長 出口様
  • 特別養護老人ホームまどか園 施設長 上山様
  • 特別養護老人ホームまどか園 業務指導担当 田中様
  • 特別養護老人ホームまどか園 生活支援担当 船積様

 

【第1章】受入れ準備編

Q:受入れ体制について教えてください。

出口様(以下、敬称略):初めての外国人職員の受入れは技能実習制度でしたが、技能実習制度の中には、技術指導、生活指導、責任者、という三つの研修を受けた者を置くことになっているため、このあたりをベースにした支援体制を特定技能での受入れにも活かしています。
2018年の12月に技能実習生を採用する際、現地面接に行くことになりましたが、その際、施設長ではなく、介護課長など介護の現場で技能実習生を指導する職員たちを連れて面接に行きました。その職員たちが結果的に今では施設長になり、現場で一緒に育ててきた者が上に立つことによって、組織としての外国人職員への理解が進んでいると思います。

 Q:採用時、どのような点を重視していますか。

出口:採用にあたって重視するのは、まず話す力かなと思います。現場から「利用者さんとコミュニケーションがとれない」ということをよく聞いてきましたので。それから、介護に対する思いや、なぜ介護を選んだか、という理由です。
それと一番大事にしたいのは、外国人のご家族がどんな風に思っているかです。外国人のご家族が、「介護で日本に行くことに対してどう思っているのか」、「人をお世話する仕事は子供にとってプラスになるからと考えてくれているのか」、それをできれば外国人のご家族とも話をしたいと考えています。

Q:採用を登録支援機関に任せきりにしない理由を教えてください。

出口:法人責任でその外国人を採用しているので、仲介した登録支援機関のせいにはできないです。法人が責任を持つためにも、登録支援機関を経由してすべてを行うのではなく、現地の人と法人が話をできるようにすることで、法人としても安心感につながるのかなと思っています。
もう一つは、法人と話をすることを通して現地の学校や送り出し機関に、「こういうことをやらなければいけない」と気づいてほしいと考えています。「日本の介護の現場に外国人の方を送るには、ここまでのことは意識してください」と。それによって、しっかりした知識を持って入ってきてくれると、介護の仕事を選択する外国人たちも間違いなく入国してきて、ミスマッチにならないのではないかと思ったりします。

Q:受入れ前に実施している研修について教えてください。

田中様(以下、敬称略):配属後すぐに馴染めるように、外国人対策課でスケジュールを組んでもらい、スケジュールに沿って研修をしてもらいました。日勤帯の行動表に沿った動画を撮影し、研修で説明しながら見せてもらったり、場面を想定した形で介護の基本となる声掛けを研修してもらったりしました。
そのため、配属後「何から話せばいいか」という戸惑いが少なく、積極的にご利用者と話していくことができていたので、比較的早い段階で色々なことが進めていけたと思います。入国前研修はすごく配属後に役立ったと思います。

【第2章】業務指導編

Q:外国人職員の入職後、どのような業務指導をしていますか。

田中:特定技能外国人一人につき、担当者一人をつけていましたが、担当者も夜勤に入ることがあり、常に日勤帯で一緒に過ごすことはできなかったので、外国人職員につく職員へ、担当者がどういう育成をしているかをわかってもらうよう、「申し送りノート」を作成しました。
「今この段階まで教えています」「ここが不安です」「この部分を明日しっかり見てもらえますか」等とノートに記入し、それに関して担当者が指導し、そのときの外国人職員の様子をまたノートに記入して、ずっと引き継いでいける形をとっていました。職員全体で共有する育成をしたので、ばらつきのない育成ができたかなと思います。
以前担当者が不在で、当日別の職員が同行したときに、何をしてもらえばいいのか分からず、外国人職員にただ同行してもらうだけになり無駄な時間を過ごさせてしまったことがありました。そういったことが、申し送りノートを使うことで、なくなったと思います。

Q: 業務指導を行う際どのような点に留意していますか。

田中:指示がなくても動けるように、ある程度日勤帯の流れが把握できた時点で「次は何をする?」とか「次自分だったらこの状況をどうする?」などと問いかけて、自分たちで考えてもらい、できることをどんどんしてもらうようにしました。そのときには必ず外国人職員から「自分が今から何をする」という報告をもらうようにしたので、どこにいて何をしているかも把握でき、勝手な判断で行動してしまうことを未然に防げていたと思います。

Q:利用者の方からの評判はどうですか。

上山様(以下、敬称略):パーキンソン病のご利用者がいらっしゃるのですが、その方は、落ちついておられるときと休まれるときにあまり薬を飲まれないので、夜に周辺症状が出てくることが多いです。そういうとき、日本人職員は、『困った』という感情が先行していたのですが、スニタさんは、その方とある日しっかり話をしました。「おしめを外すと、利用者さんは濡れて気持ち悪いですよね。私たちはシーツを変える必要があるので、どちらも困りますよね。だから外さないようにしませんか」と。
これは普通に考えると当たり前の会話なのですが、日本人職員がこういう会話をご利用者とすることはできないと思います。この会話の後、そのご利用者は、スニタさんが担当する時だけおしめを外さなくなりました。
日本語が話せるかどうかではなく、まず何を言われているのかを聞く姿勢、伺う姿勢がとれているから、今回の会話ができたのだと思います。それが、彼女たちが日本人職員だけではなくご利用者にも人気のある所以だと思います。

Q:今後の課題を教えてください。

出口:日本人であろうが外国人であろうが、一つの評価・育成のスケールで可視化することが必要だと思います。例えば、「私は夜勤がしたい」という気持ちがあって、スタッフからは、「ここができていないから、まだ夜勤はできません」と言わなければならないとき、具体的な点が示せないという状況があります。
そういう点を可視化することで、結果、日本人であろうが外国人であろうが、できていない人はできていないで待遇面も昇給しないし格付けも上がらない、ということになると思います。そういうことを、これから整理していく必要があると思います。

Q:外国人職員への支援を手厚くしているのはなぜですか。

上山:外国人職員が頑張ってくれたおかげで、今施設が動いているということを、職員みんなが分かっているのだと思います。特に指導者になっている職員は、「この子たちがいてくれるから、今自分の施設が動いているのだ」としっかり実感しています。そして、とにかく日本人と同様の扱いがしたいということから、すべてがスタートしています。
逆にいえば、彼女たちが、日本人職員にそこまでさせる魅力がある子たちだということでしょう。日本人が忘れてしまった大切なことをいっぱい持っているから、その分、日本人職員も支援をするようになってくるのかなと思います。

【第3章】生活支援編

Q:生活支援担当者を女性に替えたのはなぜですか。

上山:私は施設長になる前から技能実習に関わっていて、当時は生活指導員を担当していました。ただ、まどか園の場合は、外国人職員が女性ばかりで寮に入るのも気を遣いましたし、女性特有の病気も多くあり、病院に行っても、病室や診療所の中に入れないことがありました。その反省から、女性の生活相談員に替わってもらいました。すると今は、通訳者などももちろん頼りにしているとは思いますが、ほぼ100%、女性の生活相談員に相談が入るほど、実のお母さんのように信頼しているようです。
生活や体調面、金銭面など全てにおいて生活相談員に相談できる関係ができ、彼女たち(外国人職員たち)も落ち着いて仕事に向かえるようになったのではないでしょうか。男性には話せない悩みがあることに加え、その生活相談員が母親の優しさのようなものを備えてくれたおかげで、彼女たちの円満な仕事につながっていると思います。

Q: どのような生活支援をしていますか。

船積様(以下、敬称略):買い物に同行したり、体調不良の時に病院へ付き添いをしたりしています。また、その時々に困ったことがあれば、本人達が小さなことから何でも相談してくれ、大きなトラブルや問題などは防げていたように思います。

Q:日本人職員との交流について教えてください。

船積:夜勤明けや休みの日を利用して、日本人から誘って本人たちの都合の良い日に一緒に遊びに行ったり食事をしたりすることがあります。それが本人たちのリフレッシュの機会になっているように思います。
また、施設長が気を配って、本人たちの寮に訪問して日本食を作ることもあります。本人たちもそれを楽しみに待っています。

Q:外国人職員との信頼関係を築くためにどのようなことに心掛けていますか。

船積:最初はあまりプライベートな部分に入り込まないようにしていたのですが、顔を見るたびに「体調はどうですか?」「ご飯はちゃんと食べていますか?」「困ったことはないですか?」と本人たちに聞くことによって、少しずつ本人たちから、いろんなことを話してくれるようになりました。

Q:外国人職員が地方に定着するために、何が大切だと思いますか。

上山:生活の最初の準備は大切ですね。最初の準備をしっかりと整えれば、あとは本人たちが自力で覚えていくと思います。最初の準備が整っていなくて、最初に「日本に来るんじゃなかった」と思わせないように、仕事よりも生活支援を重点的に行うようにしています。
最初の受入れでは外国人の先輩がいなかったので、バスにも日本人職員が一緒に乗って、バスの乗り方を教えたりしていました。今は外国人の先輩がいますので、バスの乗り方は全部先輩が教えてくれています。そして田舎だからこそ、支えてくれる周囲の人がいて、都会にはない優しさを持っておられると思います。
スニタさんたちは寮の周りを散歩するのが好きで、散歩中に地域の方とお友達になってお野菜をいただいたりしています。先日の散歩中には、おばあさんが一人倒れられて、お節介かもしれないけれど、その方の家まで送ってきたという報告を受けました。彼女が「施設長、それは良いことでしたか、悪いことでしたか」と聞いてきたので、それはもう絶対良いことだと伝えました。都会では考えられない、田舎だからこそ、地域のみんなで受け入れてもらっているように感じます。

【第4章】学習支援編

Q:介護福祉士国家試験に向けた学習支援をしているのはなぜですか。

出口:特定技能でくるということは、『就労』ですから、施設側も、技能実習生やEPA候補者のように育てる感覚ではなく、就労者と認識します。ですから、「自分が何のために介護福祉士という国家試験に臨むのか」に関しては、長い間彼女たちと話をしてきました。「日本人も自分のスキルを上げるために自分でテキストを買って、誰も教えてくれなくても勉強している」ということも話をしました。そのうえで、「自分で買ってでもやります」「こういう理由があります」という強いものがあるから、そこまで言うのであれば、お手伝いできることをしましょうか、というところからのスタートでした。

Q:学習支援の内容を教えてください。

出口:介護福祉士の試験の中には12分野ありますが、一冊のポイントだけをおさえたテキストを彼女たちと共有しています。ただ、日本人用ですから、漢字や言い回しの難しいところがあります。たとえば、「○○については、重要ですからおさえましょう」。この「おさえましょう」と言ったら、彼女たちにとっては「押さえる」ですが、そうではなくて「深く理解しましょう」「大事ですよ」という意味です等のコメントを入れた動画をつくり、それを彼女たちに見せています。
また、テキストの日本語が読めないところもありますから、私が読みながら解説をしたり、漢字の熟語で難しいところにコメントを入れたりします。その動画を見て、彼女たちは自分のテキストにルビをふったりしています。私が説明した以外にわからないことは自分で調べる、そして、「調べたことは、ノートに書き出して振り返れるようにしなさい」「それでもわからないことは、私か現場の人に聞いてください」としています。
それから、単元ごとに介護福祉士の問題に慣れるための確認問題があり、コピーして渡しています。この解説も理解できないと意味がないので、同じように動画で解説をして、「これは、こういう意味ですよ」と言ったりしています。少し進んできたので、今月から月に一回対面で、今までの内容でわからない点の確認も始めています。

Q:学習に動画を使っているのはなぜですか。

出口:就労者として働いていますから、施設の勤務の中で2時間の勉強時間をつくってくださいというのは難しいです。ですから変則勤務の中で、自分の空いている時間で、動画を見て勉強するしかないと思います。それでも、次に動画が出てくるまでに勉強していこうとしているかどうかで、落ちこぼれていくのか判断されるかなと・・思いますね。

Q:学習指導を外部講師に委託せず法人担当者が行っているのはなぜですか。

出口:自分で検証していきたいから、ですかね。自分がしたことでないと、他人が言ってきたことに対して批判も評価もできないですし、違うとは言えないです。自分がしたことだからこそ、違うとも正解だとも自信をもって言えると思います。
そして、支援している内容は少ないですが、お互いに意見をぶつけ合いながら進めることで、信用されるかなと…。施設は施設で、定着してもらうために色々なかかわりを持っていますし、私のように、現場以外で関わる法人担当者もいて、「出口さんやここの施設の人たちがここまで私たちにしてくれるから、残りたい」という気持ちにつながるのであれば、定着の一端を担えるかなとも思ったりします。

 

外国人介護職員インタビュー

〈インタビューを受けてくださった方〉

マニシャさん

マニシャさん

出身国:ネパール
2022年4月に特定技能1号(介護分野)として入国。(取材をした2023年7月24日時点で入職2年目)

ネパールで高校卒業後、医学部で2年間勉強し、病院で1年間検査の仕事に従事していた際に新聞で特定技能のことを知ったとのことです。

スニタさん

スニタさん

出身国:ネパール
2022年4月に特定技能1号(介護分野)として入国。(取材をした2023年7月24日時点で入職2年目)

ネパールの大学で、大学で経済学を専攻しながらご家族の農業の手伝いをしていて、在学中に日本の介護の仕事を知ったとのこと。

 

Q:日本に来る時に心配だったことは何ですか。

マニシャさん:ネパールにいるときは、自分の日本語を日本人はわかってくれるか、介護の仕事するときに、ご利用者さんの話が理解できるかと、そこが少し心配でした。

Q:介護の仕事で好きなところを教えてください。

マニシャさん:介護の仕事では、ご利用者さんと話をすることが楽しいです。
「今日は何を食べましたか?何をしましたか?」とか、普段の日常の話をします。
ご利用者さんのことを聞くだけではなく、私のことも「どこから来ましたか」などと質問されたら、返事をします。

Q:介護の仕事で難しいところを教えてください。

スニタさん:一番難しいことは、ご利用者さんが家に帰りたいと言われて、私の話を聞いてくれないときです。どうしたらいいのか困るので、大変です。そういうときは、日本人職員に相談します。ご利用者さんに帰宅願望があるとき、どういう風に話をしたらいいか、どういう状態か、どういう生活をしているか、などを相談します。あとは、こうしたらご利用者さんが落ち着かれると思う方法で話しかけます。

Q:利用者さんと一緒に踊りを踊ることもあると聞きましたが?

スニタさん:歌ったり踊ったりするのが好きな利用者さんがいます。私も歌や踊りが大好きで、一緒に踊れたら嬉しいなと思って利用者さん一人ひとりに「歌うのは好きですか、踊るのは好きですか」と聞いて、「はい、好きです。一緒に踊って」と言われたから、そこから一緒に歌ったり踊ったりしています。

Q:施設長が料理を作ってくれることもあると聞きましたが?

スニタさん:施設長は、料理が一番上手です。休みの日とか、ネパール人がみんな一緒の休みのときに「今日はお父さん(施設長)が料理を作りますよ」と言って、寮で、チャーハンとか、日本のお祭りのときに食べる食材とか、魚とかで色んな料理を作ってくれます。めちゃくちゃ美味しいです。日本料理はこうやって作りますよって、教えてくれます。

Q:日本語はどんなところが難しいですか。

マニシャさん:漢字を読むことや書くことは、少し難しいです。わからない漢字はメモをして、日本人に意味や読み方を教えてもらいます。

Q:介護福祉士国家試験の勉強もしていますか。

マニシャさん:テキストを勉強していて、出口さん(法人担当者)が教えてくれます。介護の言葉、コミュニケーション、日常生活の言葉、入浴介助の言葉、食事介助の言葉や、着脱の言葉など、そのようなことを今勉強しています。

Q:国家試験の勉強は介護の仕事にも役立ちますか。

スニタさん:認知症とか色んな病気をもった人がいますから、勉強してそこから教えてもらったことを「この人にはこういう病気があって、こういう風になりますね」と、使います。「この人にはこういう病気があるから、こういう風に介助したらいい」って、そういう風に使います。

Q:なぜ介護福祉士国家試験の勉強をしようと思いましたか。

マニシャさん:私たちは日本で長く働きたいです。そして、私は子どものころから人のお世話をするのが大好きですから。介護福祉士の試験を受けて、長くここで働きたいです。だから介護福祉士の勉強をしたいです。

Q:将来の目標を教えてください。

スニタさん:出来るだけ長くここで介護の仕事をして、国へ帰ってもネパールで困っているお年寄りがいます。日本みたいに丁寧にお世話をしてもらってないです。ネパール人も日本人みたいに介護の仕事の経験がありませんので、そこ行って困っているお年寄りのお世話をしたいです。

Q:施設から受けたサポートの中で嬉しかったものはなんですか。

スニタさん:遊びに行ったり買い物に連れて行ってくれることとか、日本で地震や津波があったら困るかなとネパールいたときに心配していましたが、ここに来て施設が助けてくれますので、そこがうれしいです。遊びに行きたいときも、言ったら連れて行ってくれるので、それがうれしいです。

Q:今後はどのようなサポートをしてほしいですか。

マニシャさん:今は介護の勉強をしていて、介護の勉強と日本語も上手になりたいと思っているので、これからも日本語と介護の勉強をサポートしてもらえるとうれしいです。

(記事作成:国際厚生事業団 外国人介護人支援部)

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